親知らず症例 レントゲン解説

症例1

下顎の両側の親知らずが骨の中に埋まっている状態。

このように深い位置に埋まった状態ですと、親知らずを削って小さくして抜く必要があります。神経や動脈に近いので、抜歯には注意が必要です

 


症例2

右上の親知らずはむし歯で歯冠がなくなっています。親知らずは磨きにくいので、どうしても虫歯になりやすくなります。

 

 


症例3

一見するとまっすぐ普通に生えているような親知らずです。が、歯根の先端がまるで釣り針のように曲がっています。このような歯の抜歯は難易度が高くなります。

 


症例4

20歳前の若い人の親知らず。下顎はまだ根が完成していませんが、萌出するスペースがありません。こうなると横向きに生えてきてしまいます。また、前の歯を押すことになるので、歯並びへの影響も考えられます。

 


症例5

左上の親知らず。親知らずの中でもこのようにまっすぐ生えていて、小さい場合、抜歯はとても楽です。一口に親知らずといってもいろいろなケースがありますので、歯科医師によく相談してください。

 


症例6

上下左右親知らずまで、32本の歯がきれいに生えそろっている人のレントゲン。このような人の親知らずは抜く必要がありません。が、日本人はどんどん顎の骨が小さくなってきていますので、このような人は少なくなってきています。

 

 


症例7

親知らず全体が完全に骨の中に埋まっているケース。ここまで深いと診療室外来で抜くのは難しく、大学病院や口腔外科に紹介することとなります。


症例8

親知らずの根の先が、下顎の神経と動脈(グリーンライン)に重なっています。このような親知らずの抜歯を計画するには、CTによる検査が必要です。

 


症例9 

下顎骨に横になって埋まっている親知らず。親知らずの状態としては珍しくはありません。このような歯の抜歯は難易度が高く、口腔外科専門医に相談することとなります。

 


症例10

17歳の方の親知らず。歯根がまだ完成していません。ケースによってはこのようにまだ歯が小さい、若いうちに親知らずを抜くこともあります。

 


症例11

まっすぐ生えていない親知らずではブラシが届きにくいため、手前の大切な歯に虫歯ができることがたびたびあります